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第5回 SWOT分析 外部環境分析

企業は市場から評価を獲得する事で、生存が可能となり、評価は提供する製品・サービスが市場の求めている(ニーズ)とマッチングした時に獲得する事が出来ます。

すなわち、企業は独自の環境において活動し生存しているのではなく、外部の環境(市場)に適応する事で評価を獲得し生存している「環境適応業」と捉える事ができます。

環境に適応する為には、環境の状況を把握する必要があります。この役目を担うのがSWOT分析となります。

SWOT分析では環境を外部環境と内部環境に別けて分析していきます。また、外部環境は自社にとって機会になるのか、脅威になるのか。内部環境は自社の強みになるのか、弱みになるのかを考察し、それらを踏まえて、経営理念達成のための戦略課題を抽出していく作業となります。

先ずはこのページにおいて外部環境要因を解説します。そして、次ページにおいて内部要因および機会・脅威・強み・弱みについて解説していきます。

SWOT分析 外部環境分析編 参考画像

外部環境分析

外部環境とは言葉の通り、自社以外の外部の環境要因のことです。外部の要因ですので、自社ではコントロール不可能であり、与えられた条件として意思決定を進めていかなければなりません。

外部環境を分析していくには、自社にとって「機会」となる要因と「脅威」となる要因について考えながら分析を進めていきます。

機会とは自社に追い風となる要因

身近なところで、日本テレビで月〜金のお昼に放送される「みのもんたの おもいっきりテレビ」の中で健康に良い食材を紹介しておりますが、紹介された食材はその日のスーパーでは通常より多く売れるそうです。

自社にとって「おもいっきりテレビ」の内容をコントロールすることは出来ないので、その日に放送された食材を「売りのがし」のないよう、目立つ場所に配置換えを行い、PRしていく必要があります。

脅威とは自社に逆風となる要因

あり難くない要因のことですね。大手牛丼チェーン店の「吉野家」がアメリカ産牛肉の輸入停止にともなって、消費者に牛丼を提供できなくなりました。

「吉野家」ではアメリカ産牛肉の輸入再会の決定する権限も力も持ち合わせていたないため、大きな脅威として経営に影響を与えました。

外部環境分析の主な分析項目

外部環境分析の分析項目は、各専門家や実務家、コンサルタントのにおいて必要分析項目に多少の違いが見られますが、一般的に言われる項目を紹介しておきます。

なお、外部環境分析の分析項目を設定するうえで重要なのは、自社に影響を与える要因はどこかを探る事です。以下に掲げる項目を固定的に捉えず、自由な視点で項目を探る必要があります。

また、外部環境分析はSWOT分析を行う際に情報を収集するのではなく、常日頃からアンテナを張り巡らせ、意識的に情報を収集しておく必要があります。昔からの手法としては、新聞記事のスクラップがありますが、昨今ではインターネットの普及に伴い、ネットニュースや公的機関の統計情報も豊富に公開されているので、活用してみてください。外部環境分析の主な分類

1.マクロ環境分析

2.顧客分析

3.競合分析

マクロ環境分析 分析項目

人口動態

人口推移、地域別移転状況、出生率、年齢構成、世帯構成など

経済動向

GDP、DI、国内需要、貯蓄率、株価、為替、アジア経済、国際経済など

自然・環境

二酸化炭素排出率、砂漠化、オゾン層、天然資源など

技術進歩

新技術、技術進歩など

政治

条例・法律の改定に伴う規制緩和・規制強化、国際状況、国内投資状況など

文化

文化的価値観(国内・海外)、ライフスタイルなど

顧客分析 分析項目

顧客動向

  顧客数、地域別顧客数、年代別顧客数、性別別顧客数など

顧客ニーズ

  顧客のニーズは何処か

顧客購買行動

(1)購買者特性・・・購買者に影響を与える要因を探る

1)文化的要因・・・国籍、宗教、人種、地域など
2)社会的要因・・・購買者の所属集団と集団の役割、家族など
3)個人的要因・・・年齢、ライフスタイル、職業、個性など
4)心理的要因・・・購買動機、行動特性、状況認識など

(2)購買決定プロセス・・・購買者の購買意思決定プロセスを明らかにする

1)問題認識・・・ニーズのきっかけは?
2)情報探索・・・問題解決策の情報収集源は?
3)情報評価・・・情報の処理方法と評価基準は?
4)購買決定・・・購買決定の不安要因は?
5)購買後評価・・・購買後に実際に利用・使用してどうだったか?

(3)購買の役割・・・購買者に影響を与える役割を明らかにする

1)提案者・・・最初に購買を提案するのは誰か?
2)インフルエンサー・・・購買者の行動に影響を与える助言者は誰か?
3)購買決定者・・・購買を決定するのは誰か?
4)購買者・・・実際に購買するのは誰か?
5)ユーザー・・・使用者は誰か?

業界分析 分析項目

企業が存在している業界の特性を明らかにすることで、競争優位の源泉を分析し戦略課題を抽出するのが「業界分析」の役割となります。具体的には以下の5項目について分析を進めていきます。

新規参入

業界への新規参入障壁の高さ

代替品の脅威

顧客ニーズを満たす代替品の有無、また将来的な出現可能性

顧客の交渉力

業界内の顧客の交渉力の程度

供給業者の交渉力

業界内の供給業者の交渉力の程度

業界内の競争関係

業界内の競争関係及び競争優位の源泉

業界分析

外部環境情報源

外部環境分析を行う際に活用できる情報源のリンクです。是非、活用してみてください。

総務省 統計局

総務省統計局のホームページには、
“国勢調査”をはじめ“事業所統計調査”“労働力調査”など外部環境分析を行ううえで有用な情報が、豊富に公開されております。是非、活用してみてください。

http://www.stat.go.jp/index.htm (統計局のホームページ)

<主要な調査資料>
・国勢調査
・事業所統計調査
・労働力調査
・家計調査
・消費者物価指数
・小売物調査

国税庁

国税庁には税に関連する“給与実態調査”をはじめ税に関連する統計調査資料が公開されております。

http://www.nta.go.jp/index.htm (国税庁のホームページ)

民力

民間(朝日新聞)が提供する有料のマーケティング・データベースです。

https://minryoku.jp/enduser/ (民力のホームページ)

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