トップページ 実践経営講座 マネジメント用語集 全国コンサルタントリスト 運営会社

第3回 SEOの基本的な考え方を理解する - WEB戦略講座番外編

このページは“WEB戦略「匠」”のサイトからの転載になります。

SEOの基本的な考え方

インターネットの世界は物凄い速さで日々変化を遂げています。SEOの世界も例外ではなく、昨日までは有効だった手法がある日突然ダメになったり、またその逆もしかりです。

したがって、インターネットに掲載されている手法や本に紹介されている手法、セミナーなどで学んできた手法も極端に言えば、その情報を作成した時までは有効であった情報なのです。

一つ例を挙げると、「キーワードの盛込み」という手法がSEOに有効だという時期がありました。あなたも見た事があると思いますが、検索エンジンで検索した際に検索した言葉がホームページタイトルに羅列されているページがあります。例えば「不動産」という言葉で検索した際に、ホームページタイトルに「不動産 東京の不動産 千葉の不動産 神奈川の不動産」などといったタイトルのページです。

これは「不動産」というキーワードにおいて最適化(現在は無効)されたページタイトルであり、キーワードの盛込みと言われています。

現在、この手法はSEOに有効ではなくなり、ホームページ運営者もだいぶ改善してきたようですが、いまだにこの手法を活用している企業も見受けられます。

このように、SEOの手法は日々目まぐるしく変化を遂げている世界なのです。
だから、常に最新の情報を取得する事が必要なのです。

検索エンジンが求めるのは・・・

検索エンジンは本屋のような物であると例えましたが、検索エンジンにとってお客様は誰なのか考えてみましょう。

それは本屋で本を探すお客様と同じように、検索エンジンを利用してホームページを探す検索者がお客様となります。検索エンジン運営会社は多くの利用者を集めることにより、広告を露出しそこからの収入を収益として利益を挙げています。したがって、多くの利用者を集めるために日々の努力が必要になります。

それでは、検索エンジンは多くの検索者を集める為にどのような努力をしているのでしょうか。

それは「検索者が見たいホームページを簡単に適切に検索順位に表示できる仕組みづくり」です。

ここまでくれば、検索エンジンが上位表示する基準が見えてきます。つまり、検索エンジンが上位表示させようとするホームページは検索者が見たいホームページなのです。それは、検索者が見たくないと思うホームページは検索エンジンでは上位表示させないということにもなります。

検索順位はコンピューターが決定する

検索エンジンは検索者にとって必要とされるであろうホームページを上位表示すると解説しましたが、それを判断するのは人ではなくコンピューターが判断します。

世界のホームページは100億ページを超えています。この膨大な数のホームページを日々整理・整頓するにはいくらスタッフがいても足りません。そこで、検索エンジンはある手法を使って自動的に100億ものホームページを巡回し評価し検索順位を決定しているのです。

何事にも当てはまりますが、人が評価するのであれば曖昧な箇所を汲み取り理解する事ができるのですが、コンピューターが評価する場合そうは行きません。曖昧なものは評価の対象とはしてくれないのです。したがって、この評価する方法は何なのかを理解しホームページ制作に適切に盛込む事が必要になります。これこそがSEOの手法となるのです。

検索エンジンの評価方法は誰も知らない

ごく希ではありますが「google関係者から聞いた極秘情報!」などと、嘘の情報を流す業者やSEO関係者が存在します。ここで断言しますが、

検索エンジンの評価方法は本当のところ誰も知りません。

もし仮に、googleで確実に上位表示できる手法があったとしましょう。これを利用して企業が上位表示をお金をかけて実現させた場合、検索エンジンを利用する検索者にとって喜ばしいこととなるのでしょうか? 答えは否です。ここで上位表示しているホームページはお金を掛け上位表示しているのであり、検索者が求める情報とマッチしたから上位表示しているのではありません。

これは検索エンジンを運営している企業からしてみれば命とりなります。こんな状態が続けばすぐにでも顧客は離れ、検索エンジンとしての運営が出来なくなるからです。

したがって、検索エンジンの運営会社は検索順位評価のアルゴリズムに関する情報管理を徹底して運営しています(たぶんですが)。

つまり、私を含めて検索エンジンの評価方法は誰も知らないのです。

ユーザビリティと検索順位

WEBサイトにおけるユーザビリティとは

国や地域、性別や年齢などに関係なく様々な人が楽しむことが可能なインターネットの世界では、必ずしも目や耳、手や足などに不自由の無い健常者だけが利用しているとは限りません。したがってあなたは下記のような状況下でもあなたのホームページに来訪したユーザーが問題なくサイトを閲覧することができるかどうかを考えて見てください。

  • あるユーザーは、「見ることができない」「聞くことができない」「動くことができない」または「ある種類の情報を簡単に、あるいはまったく処理できない」かもしれません。
  • あるユーザーは、「読むことが困難」または「文章を理解できない」かもしれません。
  • あるユーザーは、「キーボードやマウスがない」または「キーボードやマウスを使うことができない」かもしれません。
  • あるユーザーは、「テキストしか表示できない環境」「小さな画面を使用」「インターネットに低速でしか接続できない環境」で操作しているかもしれません。
  • あるユーザーは、その文書が書かれている言語を「容易に話したり理解することができない」かもしれません。
  • あるユーザーは、「見たり聞いたりできない状況」または「手が使えない状況」にあるかもしれません(車を運転している場合や、騒がしい環境などの場合)。
  • あるユーザーは、「古いバージョンのブラウザ」「まったく異なる種類のブラウザ」「音声出力のブラウザ」「異なるOS」などを使用しているかもしれません。

いかがでしょうか、あなたがもしこれらのユーザーに対し、問題なくサイトを閲覧できるように、制作段階から考慮していたとしたならば非常に優れた方です。

実際、これら全ての状況下において問題無くサイト閲覧ができるように制作するのは非常に困難かる大変な作業を強いられます。ホームページの隅々まで気をくばり制作することになります。実際はここまで気を配り制作する必要もありませんが、あまりにもユーザビリティの視点からかけ離れたホームページを構築している企業も多いのが事実です。

ユーザビリティと検索順位の関係

我々が順位を上げようとしている検索エンジンを運営しているのは企業です。かれらは、ユーザーが使いやすい(ユーザーが見たいホームページを検索結果に表示させる)検索エンジンを開発するのは至上命題にあります。

それではユーザーが見たいホームページとはどんなホームページなのか考えてみましょう。それは、探したい情報が掲載されていて、なお且つ情報が整理され

誰でも見やすく掲載されているホームページです。

したがって、検索エンジンはユーザビリティに配慮したホームページを検索順位において上位表示させる方向に向かいつつあります。

ユーザビリティの基準となる規格

皆さんがご存知の通りISO9001などの企業の経営品質を定めた規格があります。この規格同様にユーザビリティにも規格が存在します。ただし、ISOのように世界基準として認知されているかというと、そこまで規格の統一化は進んではおりません。これから議論されていくことと思われます。

以下にホームページにおける規格をご紹介します。

W3C

WEB技術に関係の深い「企業」「団体」「個人」が集まって1994年10月にWEB技術の標準化と推進を目的に設立された団体で、現在のWEB技術標準化の中心的役割を担っているのがW3Cです。

JIS X8341−3「高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス−第三部: ウェブコンテンツ」

「財団法人 日本規格協会」「情報技術標準化研究センター」「情報アクセシビリティ国際標準化委員会」「ウェブ部会」によって定められた規格です。

JIS X8341−3は以下の基本方針を定めています。

<基本方針>

  • ウェブコンテンツを企画・制作するときに,可能な限り高齢者・障害者が操作又は利用できるように配慮する。
  • ウェブコンテンツは,できるだけ多くの情報通信機器,表示装置の画面解像度及びサイズ,ウェブブラウザ及びバージョンで,操作又は利用できるように配慮する。
  • ウェブコンテンツの企画から運用に至るプロセスで情報アクセシビリティを常に確保し,更に向上するように配慮する。

<基本要件>

  • 視覚による情報入手が不自由な状態でも利用できる
  • 聴覚による情報入手が不自由な状態でも利用できる
  • 特定の身体部位だけでの入力方法に限定しない
  • 身体の安全を害することなく利用できる

日経BPにおけるユーザビリティの評価項目

日経パソコンではユーザビリティにおいて独自基準を設け一般公開されているホームページを評価しランク付けをしています。

日経パソコンの独自基準としているが、基準項目を見ているとかなりX8341-3やW3C勧告などに準拠したかたちの評価項目としあがっており、自サイトにおいてのユーザビリティ評価の項目として十分に活用できるのでご紹介しておきます。

<日経BPのユーザビリティ評価項目(2006年)>

(出典:日経PC(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060605/239950/))

(1)「サイトの基本構造」分野の審査項目

  • HTMLの文法に従って、見出しにタグを使用しているか
  • HTMLの文法に従って、非序列リストに タグを使用しているか
  • HTMLの文法に従って、序列リストに タグを使用しているか
  • スタイルシートが使えない環境でも、問題なくサイトを利用できるか
  • 表を用いる場合、行と列のヘッダーにタグを使用しているか
  • ページごとに異なる見出しを付いているか
  • 適切なWebページの見出しを付けているか
  • タグを使って、ページごとに異なるタイトルを付けているか
  • ページに適切なタイトルを付けているか
  • フレームを使っていないか
  • エラーページに会社ロゴやメッセージ、トップページへのリンクなどを設けている

(2)「サイトの操作性」分野の審査項目

  • 現在アクセスしているページのサイト内での位置を判別することができるか
  • キーボードだけでサイト内の操作ができるか
  • 入力フォームのラベルは分かりやすい位置にあるか
  • 必須の入力フィールドはすぐに分かるようになっているか
  • 説明が必要な入力フィールドには、入力フィールドの前に注記を表示しているか
  • 勝手にWebページを自動更新したり、別のページに移動したり、新しいページを開いたりしないか
  • グローバルナビゲーションバーがあるか
  • グローバルナビゲーションバーは、すべてのページに一貫した形で、同じ位置に配置しているか
  • グローバルナビゲーションバーは、「サイトマップ」「問い合わせ」「検索機能へのリンク(検索機能そのものでも可)」「主要コンテンツへのリンク」を含んでいるか
  • ナビゲーションに使っている画像はクリックできることが分かるか
  • クリックするとリンクの色が変わるか
  • リンクカラーは背景に対して見やすいか
  • 隣り合わせのリンクにはスペースや区切りが入っているか
  • ナビゲーション部分のメニュー項目は、読み飛ばせるか
  • サイトロゴや会社ロゴをすべてのページに表示しているか
  • トップページへのリンクをすべてのページに用意しているか
  • トップページから1クリックでサイトマップにアクセスできるか
  • トップページから1クリックでサイト検索ページにアクセスできるか、もしくはトップページでサイト検索機能を利用できるか
  • トップページに更新情報を掲載しているか
  • トップページにあるリンクは体系的にまとまっているか
  • トップページの縦の長さが800×600ドットの画面で2画面以内に収まっているか
  • ブラウザーのバックボタンに対応しているか新しいウインドウが開くページは対象外)
  • RSSに対応しているか
  • RSSを分類しているか

(3)「画像・動画・音声などの扱い」分野の審査項目

  • 会社ロゴ、サイトロゴにalt属性(代替テキスト)を設定しているか
  • 会社ロゴ、またはサイトロゴにトップページへのリンクを張っているか
  • ナビゲーション画像にalt属性を設定しているか
  • 説明が必要な画像にalt属性を設定しているか
  • 説明が必要ない画像のalt属性は空白(もしくはスペース)に設定しているか
  • プラグインソフトをインストールしていなくても、代替情報により内容を把握できるか
  • トップページの読み上げの順番に問題はないか
  • 自動的に音を再生しないか
  • 変化・移動する画像やテキストがある場合、適切な速度になっているか
  • 早い周期で点滅する画像やテキストがないか

(4)「文字の表現方法やデザイン」分野の審査項目

  • 色だけで各情報を伝えていないか
  • 形だけで各情報を伝えていないか
  • 画像の背景色と前景色は、識別しやすい配色になっているか
  • 文字の大きさを変えられるか
  • 文字は読みやすい大きさか
  • 本文のテキストにはゴシック系の書体を使用しているか
  • 本文のテキストにはゴシック系の書体を使用しているか
  • 文字の色は背景に対して見やすいか
  • 外国語を多用していないか
  • 自社のマーケティング用語や分かりにくいキャッチコピーなどをリンク名に使っていないか
  • 装飾目的で文章やalt属性の単語の途中にスペースを入れていないか

(5)「開示すべき情報の公開」分野の審査項目

  • トップページに会社情報へのリンクがあるか
  • 会社情報のページに、「会社名」「本社の住所」「本社の地図」「代表者名」「従業員数」「事業内容」「電話番号」「業績」の情報を掲載しているか
  • トップページから1クリックで個人情報保護に関する方針を掲載したページにアクセスできるか
  • 個人情報保護に関する方針を掲載したページに、個人情報の利用目的に関する記載があるか
  • 個人情報保護に関する方針を掲載したページに、収集した個人情報の管理態勢に関する記載があるか
  • 個人情報 保護に関する方針を掲載したページに、クッキーの使用に関する記載があるか
  • アクセス履歴の収集を目的とするWebビーコンなどの技術の利用状況を掲載しているか
  • トップページから2クリック以内で、サイトの免責事項について分かりやすく記載したページに移動できるか
  • トップページから1クリックで問い合わせページにアクセスでき、問い合わせ手段としてWebフォームもしくは電子メールアドレスを用意しているか

●次回は第4回 SEOの具体的な手法1 内部要因対策です。

経営コンサルタントの皆さまへ

運営会社

■合同会社マネジメントクルー

〒115-0051
東京都北区浮間2-21-9

TEL:03-6454-5654
FAX:03-3967-2341
E-mail:info@keiei-ouen.com

運営会社のご案内ページ

更新情報

2014/08/11

・経営指標2013年(平成25年)版を追加しました。

2014/07/27

・経営指標2012年(平成24年)版を追加しました。

2013/08/07

・セミナー告知を追加しました。

2013/08/07

・経営特くんゲームの案内ページを追加しました。

2013/07/07

・提携サイト“経営特訓士協会”のバナーリンクを追加しました。

2012/09/30

・売上高総利益率のページを一部修正しました。

2012/09/30

・損益計算書のページを一部修正しました。

2012/07/08

・WEB戦略講座のページを更新しました。

2012/06/30

・GSL(Green Site License)の環境認証を取得しました。

2012/06/22

・WEB戦略「匠」とサイトを統合しました。

2012/05/01

・コンサルタント様向けご案内ページをリニューアル。

2012/05/01

・実践経営講座に「WEB戦略番外編」を追加。

2012/04/01

・実践経営講座に「WEB戦略編」を追加。

2012/03/01

・こちら経営応援サイトを完全リニューアル。

2009/10/05

・株式会社経営戦略塾の経営コンサルタント酒本正夫様と提携しました。

2009/08/02

・関連サイトWEB戦略「匠」を開設。

2008/08/15

・中小企業の財務指標を一部追加しました。 

2008/07/28

・開設依頼ユニークアクセス数が40,000人を突破しました。

2008/07/24

・本日のユニークアクセス数が500人を突破しました。

2008/06/01

・中小企業の財務指標データを一部更新しました。

2008/02/19

・マーケティング戦略編を更新しました。

2008/02/17

・マネジメント用語解説編を更新しました。

未来を創造する改